9月19日(水)に最新アルバム『ソングライン』をリリースする、くるり・岸田繁のインタビューが発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号に掲載されている。今作が、くるりの歌ものにどっぷりと浸れる、ありそうでなかった「くるりの王道」的一枚となった理由と経緯、そしてその過程で起こった岸田繁の人間的変化が語られている。以下、その中から、発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=石田真澄
やっぱりキャリアが20年以上あって、何やっても自分らもビックリせえへんみたいな、熟年夫婦みたいになってるとこもあるんで。やとしたら、ほんまにビックリすることをやろうって
今回は、あくまでもくるりの曲、くるりっぽいやつを、くるりで決めた、あるいは僕が決めた方法でやった
書いた曲に素直に喜んだり、素直にやるっていうことは、すごく新しいメソッドでやってることとそんな変わらへんっていうこともだんだんわかってきた
レコーディングって日本語で言うと記録じゃないですか。思い出作りとしても大事やなあって、最近思うんです