ピート・ドハーティが、2月22日にロンドンのO2 Shepards Bush Empireにてファン待望のソロ・ツアー初日を迎えた。いよいよ発売されるソロ・アルバム『グレイス・ウェイストランズ』でギターとして参加したブラーのグレアム・コクソンや、ベイビーシャンブルズのベーシスト、ドリュー・マコーネルとドラマー、アダム・フィセク、そして3人編成のストリングス隊を携えたセットになっており、フルハウスの観客の前でアンコールも含め19曲を演奏した。
ピートは、シックなスーツに帽子姿で登場。リバティーンズ時代の名曲“Music When The Lights Go Out”のアコースティック・バージョンで幕を開けた。リバティーンズの曲はほかにも“What A Waster”やアンコール曲“Time For Heroes”なども披露したそう。
ゲスト出演者は、アルバムでもデュエットをした歌姫ドット・アリソン、プロデューサー/ギタリストのスティーヴン・ストリートや、ギタリストのジョン・ロビンソンなどが登場したという。また、観客には、先月奇跡の共演を果たしたザ・フーのロジャー・ダルトリーや、ピートごひいきのサッカーチーム“クイーンズ・パーク・レンジャーズ”の監督/選手などが姿を見せていたという。
ゲストの紹介以外はほとんどMCをしなかったそうだが、アンコールの前にピートは観客に、「この新しい編成、どう思う?」と問いかけていたという。
この夜の詳しいセットリストはこちら。
Music When The Lights Go Out
Arcadie
Last Of The English Roses
1939 Returning
A Little Death Around The Eyes
Salome
Through The Looking Glass
Palace Of Bone
What A Waster
Never Never
The Lost Art Of Murder
I Am The Rain
Sheepskin Tearaway
Lady Dont Fall Backwards
Sweet By And By
New Love Grows On Trees
Broken Love Song
Albion
Time For Heroes
なお、『グレイス・ウェイストランズ』は3月11日に日本で先行発売され、イギリスでは3月16日にリリース予定。日本のファンはいち早く聴くことができるので、楽しみに待っていよう!
(c) NME.COM / IPC Media 2008/ 2009
ピート・ドハーティ、ソロ・ツアーがスタート!
2009.02.24 18:55