江沼郁弥が、ソロとして初めてのアルバム『#1』を11月7日(水)にリリースする。
昨年9月の日比谷野外大音楽堂公演をもってplentyを解散し、今年9月の恵比寿リキッドルーム公演にてソロ活動を始動させた江沼郁弥。
発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号では、ソロ始動後初のロングインタビューを掲載。
バンド解散からソロ始動までの1年間で、彼がもう一度音を鳴らすことになった経緯と目指した音楽像、そしてこれからの展望について、じっくりと語ってくれた。
終始、悩みながらインタビューに答える様子からも、『#1』は試行錯誤の末にたどり着いた作品であることが読み取れるはずだ。
以下、ロングインタビューより発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=大野隼男
自然と呪いが解けたっていうか、気づいただけというか。そこからは早かったです。インストですごい気に入ってるのもあるんですけど、歌ってみたらしっくり来たなと思って。で、歌詞つけたらやっぱ人に聴いてもらいたくなって。うん、もう、自然の摂理(笑)
ほんとに自分のことだけをゆっくり考えながら、自分の音楽、今作業してる1曲のことだけを考える1年だったから。その時間が自分にはすごく大事だったというか
ライブをする時は、いろいろ変化させていこうかなと思いますけどね。ライブのスタイルから全部。9月8日のライブはふたりサポートに入ってもらいましたけど、これからも肉体と精神を自在に行き来できたらいいなっていうか。音源とライブはまったく別ものになってったらいいなとか思ってるし
俺の性格的にっていうのもあると思いますけど、ビッグになりたいっていうか(笑)、そういうのないんですよね。自分の作る楽曲は支持されたらいいなと思うし、支持されるようにやっていくっていう。まあ、それだけ