20周年を記念してリリースされた、「ファンが選ぶ」ベストアルバム『BEST of U -side DAY-』『BEST of U -side NIGHT-』を10月17日にリリースしたストレイテナー。
発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号では、ホリエアツシとナカヤマシンペイの2人が、「ファンとバンドの理想的な関係」について語っている。
ファンの思いを汲み取りながら、変わり続けたバンドの20年間を振り返る必読のインタビューだ。
以下、インタビューより発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=中野敬久
自分たちで思い入れのある曲を選んでベストアルバムを作っても、それはそれで収集つかなくなるし、やっぱり自分たちは今が最高って思ってるので新しい曲も選びたいし。っていうので、もうこれは丸投げしたほうがいいのかなと(ホリエアツシ/Vo・G・Piano)
僕ら、ストレイテナーファンから「おまえらストレイテナーわかってない」って言われましたからね(笑)。“シンデレラソング”もこんな人気あると思ってなかったしね(ナカヤマシンペイ/Dr)
“REMINDER”ってずっとプレイしてて、僕らのなかでも更新されている曲ーー“Melodic Storm”とかもそうなんですけど、あの時作った懐かしい曲じゃなくって、やっぱりライブでプレイすることによってどんどん更新されていってて。かつ、ストレイテナーの両面ーーメロディを聴かせる部分と、ライブで盛り上がるアップテンポな曲っていう部分の両面を持ってるから、すごく納得のいく1位だなと思う(ホリエアツシ)
若い時に僕たちがやっていたライブって、熱さで誤魔化してたラーメンっていうか、熱いうちに食うと旨いぞみたいな。でも、冷めたって旨いものをちゃんとやらなきゃいけないって意識にどんどんなってきて、今はもうどんな形でも『食ってくれよ、旨いから』ってやれる。(ナカヤマシンペイ)
ストレイテナーって、わりとその時々で自分たちの全部を見せたくて、今の新しい、俺たちは更新されてるんだっていうのを見せたすぎて、早トチってきたよね(笑)(ホリエアツシ)