メタリカが、アコースティック・ライブ・アルバム『Helping Hands…Live & Acoustic at The Masonic』を来年2月1日にリリースすることを発表した。
「Loudwire」によると、同作品には現地時間11月3日にサンフランシスコで開催された「Helping Hands Benefit Concert」の模様が収められているとのこと。同コンサートは、バンドが設立したチャリティー団体、All Within My Hands Foundationの1周年を記念したイベントとなる。
コンサートではメタリカの楽曲のほか、ディープ・パープル、ナザレス、ボブ・シーガー、そしてブルー・オイスター・カルトのカバー曲などが収録されており、ミキシングはグレッグ・フィデルマン、LPのマスタリングはルーベン・コーエンがそれぞれ務めているという。
なお、バンドの公式YouTubeでは同コンサートより“All Within My Hands”のライブ映像が公開されている。
『Helping Hands…Live & Acoustic at The Masonic』は2枚組LPでリリースされるとのこと。同LPには、デジタル・ダウンロード用のカードも封入されているという。現在、バンドの公式サイトよりプレオーダーが可能だ。
トラックリストは以下。
Disc One / Side A
1. Disposable Heroes
2. When A Blind Man Cries
3. The Unforgiven
Disc One / Side B
1. Please Don’t Judas Me
2. Turn the Page
Disc Two / Side C
1. Bleeding Me
2. Veteran of the Psychic Wars
3. Nothing Else Matters
Disc Two / Side D
1. All Within My Hands
2. Enter Sandman
3. The Four Horsemen
4. Hardwired
また、同作品に加え、メタリカのシングル曲“One”のアートワークが彫られた限定版グラスも販売しており、音源とグラスの売り上げはすべてAll Within My Handsに寄付されるという。
なお「Helping Hands Benefit Concert」では初開催にもかかわらず、130万ドル(約1億4700万円)が集まったとのことだ。