12月29日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号には、岡崎体育が登場。
2019年1月9日(水)リリースのサードアルバム『SAITAMA』について胸の内を聞かせてくれた。
自身が子どもの頃から追い求めていた音楽家としての理想像とは?
彼の本音を綴ったインタビューから一部の発言をお届けする。
インタビュー=兵庫慎司 撮影=オノツトム
自分で納得のいく作品ができたし、今まで自分のマスタリングされたアルバムって発売するまでの間に聴くことってあんまりなかったんですけど、今回のアルバムは自分のiPodに入れて、移動中、何ループも聴いてるぐらい気に入ってる作品ですね
夏頃になんとなく自分の中で、葛藤みたいなものが膨らんできて。このままネタ曲をずっとやり続けていって、自分が子どもの頃思い描いていた、自分の理想のミュージシャン像に寄り添っていけるのかな?っていう不安と葛藤が出てきたんです
エンターテインメント性の強い曲も書いて、ライブでお客さんに楽しんでもらって、音源では『岡崎体育、いい曲書くな』って思ってほしい
なんか、ほんとに表現できなかったんですよね、自分の気持ちを。もともとは29年前に岡亮聡という名前で生まれて、ここ何年か岡崎体育という名前で音楽をやってきましたけど……自分が子どもの頃から持っていた気持ちと、岡崎体育としてさいたまスーパーアリーナを発表した時の気持ちに、差異があったというか