オアシスの元プロデューサーであるデイヴ・サーディを迎えてニュー・アルバムを制作していると報じられているノエル・ギャラガーだが、弟のリアム・ギャラガーがこのニュースに反応し、ノエルがWarner Musicと契約したとTwitterに投稿していることが分かった。
デイヴ・サーディはこれまでにもノエルが2011年に発表したセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを手がけている他、オアシスの『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』および『ディグ・アウト・ユア・ソウル』をそれぞれ2005年と2008年にプロデュースしている。
サーディが来るニュー・アルバムのプロデューサーを務めているという情報はザ・フーのピート・タウンゼントがバンドの公式ブログに綴ったもので、サーディはザ・フーのニュー・アルバムのプロデュースも手がけている。
リアムはこうしたニュースを受け、これまで自身のレーベルSour Mashからアルバムをリリースしていたノエルが、リアム自身も契約しているWarner Musicと契約を交わしたのだと、以下のようにツイートしている。
「てなわけで、チビがデイヴ・サーディン(イワシの意味。正しくはサーディ)とまた仕事してるって情報が俺んとこまではるばる届いたわけだけど、つまりこれって、レコードをメジャー・レーベル、すなわちWarnerから出すってことだよな。
わーお。てっきりあんたは『ミスター・独立心』、『ミスター・何でも自分でやります』、『ミスター・俺がボスだ』野郎だと思ってたんだけど」
そして、以下のように続けている。
「やつは俺がファッキン契約してるWarnerと契約したぜ。これまで1000回ぐらいこき下ろしてたクセによ。だって、やつは何でも自分1人でできるリアルにインディペンデントなアーティストだからね。リアリズムかってぐらいめちゃくちゃファッキン・リアルなね。まあ、リアル(real)は逆から読むとlaerだからな。意味分かるだろ、ブラザー」
なお、ノエルは以前、『フー・ビルト・ザ・ムーン?』を手がけたデヴィッド・ホルムスと共にロンドンで新たに「70年代ディスコ」アルバムに取り組んでいると話していた。
ノエルが依然としてホルムスと共にニュー・アルバムをプロデュースしているのか、あるいはホルムスがサーディとプロデュース業を分担しているのかは不明だということだ。