近年、コンサート中はバンド・メンバー紹介さえしないことが多いと言われているボブ・ディランが、現地時間17日の夜に開催されたコンサートで写真を撮るファンに対し、苦言を呈したことがわかった。

「SPIN」によると、現地時間17日の夜にオーストリア、ウィーンで開催されたコンサート中に、「写真撮影禁止」にも関わらず撮影していたファンに対し、歌うのを止め「写真を撮るのか撮らないのか、どっちなんだ？ 我々も演奏するか、ポーズをとるかのどっちかだぞ、いいか？」と発言したことがわかった。


また、この発言をする前、何か「写真」に関する事をマイクに向かって呟くと、よろめいてステージから落ちそうになってしまう場面もあったという。
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ライブ中の携帯の使用については過去複数アーティストが言及しており、ジャック・ホワイトは「音楽を体感し、僕たちの愛を直接感じてもらうため」ツアーにおける携帯電話やスマートフォンの他、写真や映像の撮影が可能なすべての機器と録音機器の使用の禁止をアナウンス。フー・ファイターズは撮影機器や録音機器、凶器、自撮り棒、さらに「ベージュかマスタード色のレースの壁掛け」などユニークなライブ会場持ち込み禁止リストを公開したこともあった。