日向坂46のハッピーオーラがいよいよ音楽シーンを空色に変える! 新作『ドレミソラシド』という革新的なアイドルソングについて

日向坂46のハッピーオーラがいよいよ音楽シーンを空色に変える! 新作『ドレミソラシド』という革新的なアイドルソングについて - 『ドレミソラシド』初回仕様限定盤TYPE-A『ドレミソラシド』初回仕様限定盤TYPE-A
日向坂46が、7月17日(水)に2ndシングル『ドレミソラシド』をリリースする。地上波の音楽番組やフェスへの出演も次々と決まり、ますます快進撃を見せる彼女たち。今作の表題曲“ドレミソラシド”は、デビューシングル曲“キュン”の流れを汲んだ「ハッピーオーラ」全開の楽曲となっている。


リリースに先がけて公開されたMVは、彼女たちのグループカラー「空色」を基調とした夏らしく爽やかな作品で、観ているだけで心が踊り出す気分にさせられる。そしてとにかく、メンバー一人ひとりの笑顔が眩しすぎるほど輝いている。もちろん彼女たちの笑顔はもともと素敵だったけれど、何というか一段と魅力が増して見えるのだ。その理由について最初は、このMVが誰かひとりにスポットを当てたものではなく、全員の可愛さが目立つように作られているからだと思った。しかし何度もリピートするうちに≪こんな好きになると思っていなかった≫という歌詞が、彼女たち自身の日向坂46に対する想いに聴こえてきた。今年2月の改名発表を経て、3月には横浜アリーナでファーストライブを決行、そして約1ヶ月後にはデビューシングル発売と目が回るほどの忙しさの中、メンバーはまだ戸惑いの気持ちを拭いきれずにいたのではないかと思う。日向坂46としてスタートを切り、様々な場所から必要とされることで、メンバーの自覚や決意も強固なものになってきたのだろう。そう考えると、今作『ドレミソラシド』は日向坂46にとって本当の始まりの作品にも思えるし、メンバーのひときわ輝く笑顔の正体は「自信」なのかもしれない。

そして今回のカップリング曲にも、いろんな魅力が詰め込まれている。小悪魔っぷりがさく裂したナンバー“キツネ”は、一度聴いたら耳から離れない中毒性あるサビが印象的。コールやシンガロングが入れやすい編曲になっており、ライブでも盛り上がりそうだ。加藤史帆、渡邉美穂、上村ひなのが歌う“やさしさが邪魔をする”は、3人の歌の表現力が光る楽曲。特に加藤のしなやかな美声は、解禁時から話題になっていた。そして東村芽依、金村美玖、河田陽菜、丹生明里によるユニット曲“Cage”は、シリアスな世界観が滲む歌詞が、けやき坂46時代の面影を感じさせる。


これまでも幾多の壁を乗り越えてきた彼女たち。きっとこれからも出会いがあれば別れもあり、嬉しいことも辛いことも、笑顔でいるのが難しい日だってあるだろう。それでも空がいろんな色に変わっていくように、どんなこともパフォーマンスに反映させたり、活動の力にしたりすることが出来るグループだと思う。けやき坂46から数々の逆境を乗り越えてこそ、日向坂46は生まれたのだから。(渡邉満理奈)
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