エアロスミスのジョー・ペリー、スティーヴン・タイラーとの制作過程では「彼がドラムを叩いて俺がギターを弾く」

エアロスミスのジョー・ペリー、スティーヴン・タイラーとの制作過程では「彼がドラムを叩いて俺がギターを弾く」

エアロスミスのジョー・ペリーが、バンドメイトであるスティーヴン・タイラーと共にいかにして彼らなりの「作曲パラダイム」を築き上げたかを語っていることが明らかになった。

Ultimate Classic Rock」によると、ペリーはラジオ番組「Ultimate Classic Rock Nights」で1974年の楽曲“S.O.S.(Too Bad)”を例に挙げ、タイラーとの制作過程について次のように語ったという。

スティーヴンと俺はほぼ1年アパートをシェアしたんだ。俺たちの曲作りの基本的な範例としては、彼がドラムを叩いて俺がギターを弾くというもので。彼は本当に創意に溢れたドラマーなんだ。だから彼の歌はあれだけ打楽器っぽいんだよ。彼は言葉に打楽器のような響きを持たせるのが好きだから、歌詞を書くのは結構時間がかかったね。彼がドラムを演奏して俺がギターを弾いて、向こうがそこに変なバックビートを放り込んできて、俺はそれに合う音を探して、という具合に行ったり来たりしながら作っていく感じだった。

ある時カセット・プレーヤーをかけながら、それに合わせてスティーヴンが歌い出したんだよ。そうやってあの曲(“S.O.S.”)が出来たんだ。小さいドラムセットと小さいアンプがリビングにセットしてあって、あのメロディと曲の流れは間違いなく、あの午後に生まれたんだ。


なお、バンドは現在「Deuces are Wild」と題されたレジデンシー公演を行っている。
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