現地時間9月15日、ザ・カーズのフロントマン、リック・オケイセックが75歳で逝去したことを受け、ウィーザーが追悼コメントをSNSに投稿した。
リックはこれまで、ウィーザーのデビュー・アルバム『ウィーザー(ザ・ブルー・アルバム) 』や3rdアルバム『ウィーザー(ザ・グリーン・アルバム)』など、バンドのアルバム3枚をプロデュースしたことで知られている。
ウィーザーはリックへの哀悼の意を込めて、次のようなメッセージをTwitterに投稿した。
ウィーザーのファミリーは、日曜に亡くなった友であり師でもあるリック・オケイセックの訃報に打ちひしがれています。これからもずっとバンドは彼のことを恋しく想い、共にした時間と仕事を永遠に大切にするでしょう。リック、安らかに眠りロックし続けてください。あなたのことが大好きです。
そして、Instagramにはさらに長文のコメントを投稿している。
ウィーザーのファミリーは、日曜に亡くなった友であり師でもあるリック・オケイセックの訃報に打ちひしがれています。彼はバンドにとって欠かせない人でした。リックはウィーザーのデビュー作と『ザ・グリーン・アルバム』、2014年の『エヴリシング・ウィル・ビー・オールライト・イン・ジ・エンド』をプロデュースし、音楽とレコーディング、作曲について多くのことを教えてくれました。
けれど、もっと大切な教えは偉大な才能を誇り尊敬される立場にいながら、絶対的に謙虚であると同時に、業界で最も心優しい人物にもなれると教えてくれたことです。本当にバンドに親切で、30年にわたり、違う時代に一緒に仕事をしてきたなかで、仕事でもプライベートでも決して機嫌を悪くしたり態度を変えたりすることはなかった。彼の友達であることは一生のものであり、常に彼は時間と気持ちを投資してくれて寛大でした。
リックは、現在と過去を含めたウィーザーのメンバー7人全員と仕事をした唯一のプロデューサーで、全員が彼と仕事をして一緒に過ごすことが大好きだった。今バンドの心には大きな穴が開いています。これからも僕らはリックのことを恋しく想い、彼と共にした時間と仕事を永遠に大切にするでしょう。リック、安らかに眠りロックし続けてください。あなたのことが大好きです。
なお、ウィーザーの他にもビリ―・コーガン、コートニー・ラブ、ザ・キラーズらがリックへの追悼コメントを発表している。