ガンズ・アンド・ローゼズが、『チャイニーズ・デモクラシー』の海賊版をネットにリークした疑いのある熱狂的ファンをコンサートから追い出し、永久追放したと報じられている。
「Consequence of Sound」によると、海賊版のリークに関わったとみられているのは、ミシシッピ州に住む32歳の男性、Rick Dunsfordだという。
Dunsfordは「Consequence of Sound」に連絡を取り、次のようなメッセージを送ったとのことだ。
私の名前は Rick Dunsfordです。熱狂的なガンズ・アンド・ローゼズのファンで、これまでに32回ライブを見ました! 腕にはバンドのタトゥーを入れていて、生まれたばかりの息子をアクセルと名付けました。カンサス州ウィチタで月曜に起きた出来事をリンクから見てください。
Dunsfordは、ウィチタのライブ会場に入ろうとした際、セキュリティに追い出されたうえ「二度と来るな」と告げられたそうだ。その様子は「Consequence of Sound」の記事から見ることができる。
Guns N’ Roses super fan reportedly banned for life from concerts after leaking bootleg
なお、Dunsfordは海賊版のトレーダーとして知られているほか、バンドの公式サイトにある掲示板にも頻繁にメッセージを投稿しているそうで、さらに未発表音源も収集していることから、それらの情報がバンドに伝わったことでが立ち入り禁止を命じられたのではないかと考えられている。
Dunsfordの海賊版コレクションの中には『チャイニーズ・デモクラシー』のデモが19枚あるそうで、そのセッションのいくつかが最近ネットにリークされたこともあり、これが追放された原因ではないかとみられている。Dunsfordは掲示板にウィチタのライブに行くと書き込んでいたこともあり、これを見たセキュリティが身元を調べて会場から追い出した、とも報じられている。
「Consequence of Sound」は、バンドの代理人にDunsfordの件について連絡を取ったが、現時点で返事はなかったそうだ。