ジョン・レノンが本音で語りつくした超貴重インタビュー! ポール、ボウイ、エルトン――そしてビートルズについて

ジョン・レノンが本音で語りつくした超貴重インタビュー! ポール、ボウイ、エルトン――そしてビートルズについて - 『rockin'on』2019年12月号より『rockin'on』2019年12月号より

エルトンから“アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア”の提案があって、僕はグレイトだと思った。何故ってオリジナルでは僕はあの曲を一度も通して歌ったことがなかったからさ。ポールがリードで、 僕はハーモニーだったから


ロックンロールのクラシックを活きのいい演奏でカバーした、その名も『ロックン・ロール』はジョン・レノンのソロの中でも異色作であり、そして主夫生活に入る前の最後のアルバムだ。その制作経緯がトラブル続きであったことはファンなら知っての通りだが、それでも作品からはジョンのロックンロール愛がまっすぐに伝わってくるし、それに、初期ビートルズを想起せずにはいられない。荒んだ生活を送った日々を乗り越えて、この魅力的な一作にたどり着いたことはジョン本人にとっても大きなことだっただろう。

『ロッキング・オン』12月号に掲載のインタビューはリリースとなる75年のもので、ジョンは驚くほど率直に当時の心境について語っている。ロックンロール、ポール、ジョージ、エルトン・ジョンとの共演、デヴィッド・ボウイ、そしてヨーコ……それらはジョンのパーソナルな風景であると同時に、70年代のシーンの活気そのものだ。たしかにビジネス面では様々なトラブルがあったが、いっぽうで音楽への情熱はつねにジョンの内側で燃えていたことがここからは伝わってくる。ロックンロールに愛された男の、生の顔が浮かび上がってくる。 (木津毅)



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