ロジャー・ダルトリー、ザ・フー新作ではラップするはずだった? 「できるだろうが模倣になってしまう」

ロジャー・ダルトリー、ザ・フー新作ではラップするはずだった? 「できるだろうが模倣になってしまう」

12月6日(金)に約13年ぶりとなるニュー・アルバム『WHO』をリリースしたザ・フーだが、ピート・タウンゼントがその新作のためにラップ・パートを書き下ろしていたことを、フロントマンのロジャー・ダルトリーが明かしている。

「Rolling Stone」のインタビューを報じた「SPIN」によると、ニュー・アルバムの一曲目“All This Music Must Fade”には当初ラップ・パートが挿入されていたそうで、これについてロジャーは次のように語っていたという。

ラップはやらないよ。ラップをする人は大好きだし、信じられないぐらい賢いけどね。ものすごい技術が必要だし彼らは素晴らしいよ。だが、私がラップしたら笑えるだろう。

ラップはできるだろうが模倣になってしまうし、ラップをカットするようにピートを説得しなくちゃならなかった。「君がラップをやるなら、そのままにしていいよ」って言ったんだ。明らかに、彼もラップすることに抵抗があったんだろう。



また、ロジャーはアルバム制作について、ピートが書いたハイコンセプトな曲を、自分が共感できる内容にアレンジしているとコメントしていたとのことだ。

私はいつでもピートと仕事するつもりはあるが、一緒に仕事ができる場所でアルバムを作りたいと思っている。それがスタジオである必要はなく、プロジェクトとしてでもいい。

ピートは一般人が感情移入するには難しい内容を、独りで作り上げているように見えるんだ。だが、一緒に仕事をすることで、こういった問題が解決される。2人だと本当に良い何かを生み出せるからね。


なお、今月上旬にピートとロジャーは、1979年に米オハイオ州シンシナティで11人が亡くなったライブでの事故を振り返り、カメラの前で初めてその心境を語っていた

ザ・フー『WHO』のレビューは以下。

ザ・フーは永遠に不滅である
驚いた。こんな素晴らしい作品になるとは予想もしなかった。70代半ばに差し掛かった男たちの、13年ぶりの新作。あえて言葉を選ばずに言えば、昔大好きだったバンドの死に水をとるつもりで聴いたら、思いもかけぬ溌剌とした音にたじろいでいる。隅々までザ・フーらしいサインが記されながらも、ノスタルジーや…
ザ・フー WHO



ザ・フー新作についてのピート・タウンゼントへのインタビューは現在発売中の『ロッキング・オン』1月号に掲載中です。
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ロジャー・ダルトリー、ザ・フー新作ではラップするはずだった? 「できるだろうが模倣になってしまう」 - 『rockin'on』2020年1月号『rockin'on』2020年1月号
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