ザ・フー、79年オハイオでのライブ事故について初めて心境を語る。ピートは「今でもトラウマになっている」と吐露

ザ・フー、79年オハイオでのライブ事故について初めて心境を語る。ピートは「今でもトラウマになっている」と吐露

12月6日(金)に約13年ぶりとなるニュー・アルバム『WHO』をリリースしたザ・フーだが、1979年に米オハイオ州シンシナティで11人が亡くなったライブでの事故を振り返り、カメラの前で初めてその心境を語っていることがわかった。

Stereogum」によると、現地時間12月3日に≈のWCPO局で放送された30分のミニ・ドキュメンタリー番組に出演したピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーは、事故当時について語ったという。

1979年12月3日に同市で開催されたライブでファンがステージに殺到した結果、15~27歳までの若いファン11人が圧死する事故が起き、ピートが次のように当時のことを振り返っていたとのこと。

その事故は、今でもトラウマになっている。ザ・フーのコンサートで11人もの若者が亡くなったなんて、自分の経歴には残したくないことだ。信じられないし心をかき乱されて、抱えるには重すぎる出来事だ。


そしてロジャーは、「12月3日の恐ろしい夜は、自分の人生において悪夢のひとつになった」とコメントしていたそうだ。

ピートは、事故の翌日にはシンシナティを去り、ニューヨーク州バッファローでライブを行ったと述べ、シンシナティに残るべきだと思ったが、ツアーを続けるべきだと感じていたロジャーにより却下されたとも明かしていたという。

なお、ザ・フーはこの事故があって以来、約41年ぶりにシンシナティへ戻る予定で、2020年4月23日にNorthern Kentucky UniversityのBB&T Arenaでライブを開催するという。




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