スティーヴィー・ワンダー、プリンスetc……ザ・ビートルズをカバーしたアーティストのトップ100から1位~7位を紹介

スティーヴィー・ワンダー、プリンスetc……ザ・ビートルズをカバーしたアーティストのトップ100から1位~7位を紹介

これまでに数多くのアーティストがザ・ビートルズの曲をカバーしているが、「Ultimate Classic Rock」がそのトップ100を発表しているので、1位~7位を紹介する。

7位:トム・ペティ&ジェフ・リン&スティーヴ・ウィンウッド&プリンス “While My Guitar Gently Weeps”(2004年)

トム・ペティジェフ・リンスティーヴ・ウィンウッド、そしてプリンスという豪華アーティストの共演によるカバーは、2004年にプリンスが「ロックの殿堂」入りを果たした際、ジョージ・ハリスンに哀悼を捧げるため演奏された。この時、プリンスがギター・ソロで圧巻のパフォーマンスを披露したと称されている。

6位:ザ・ブラザーズ・ジョンソン “Come Together”(1976年)

ザ・ブラザーズ・ジョンソンのデビュー・アルバム『Look Out For #1』に収録された楽曲‟Come Together”のカバーには、リンゴ・スターの転げるようなドラムがバックビートに置き換えられ、まとわりつくようなメイン・リフと激しさが加えられている。

5位:ボビー・マクファーリン “Blackbird”(1984年)

ボビーの低音と高音のファルセットをブレンドした伴奏なしのアカペラ・パフォーマンス。指のスナップと口笛、スキャット(ジャズの歌唱法)が加えられ、うっとりするような息使いで彼の妙技が堪能できるカバーとなっている。

4位:アヌーシュカ・シャンカール&ジェフ・リン “The Inner Light”(2002年)

ジョージ・ハリスンの追悼コンサート「The Concert for George」は、ノラ・ジョーンズを異母姉に持つアヌーシュカ・シャンカールとジェフ・リンによる‟The Inner Light”で幕を開け、アニューシュカが魅惑的なバージョンに仕上げた。

3位:アース・ウインド & ファイアー “Got to Get You into My Life”(1987年)

1978年に公開された映画『サージャント・ペッパー』は失敗作に終わったと言われているが、サウンドトラックは話が別のようだ。アース・ウインド & ファイアーは“Got to Get You into My Life”に、複雑なホーン・セクションとしなやかなボーカルで新しい息を吹き込んだと言われている。

2位:ウィルソン・ピケット&デュアン・オールマン “Hey Jude”(1969年)

ウィルソン・ピケットのザラついた広がりのある叫ぶような歌声が、比較的ゆったりした曲調の“Hey Jude”に緊張感をもたらした。そして、マッスル・ショールズ・リズム・セクションとオールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンが、そのパフォーマンスをかつてないほどの名曲に引き上げたと評されている。

1位:スティーヴィー・ワンダー “We Can Work It Out”(1970年)

スティーヴィー・ワンダーは、敬意とともに‟We Can Work It Out”を若返らせるアプローチを取り、ハーモニカのソロを加えたりオリジナルの要素を差し引いたりして、弾けるようなR&Bのボーカルでカバーしている。
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