ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスが、4月10日(金)にリリースした新アルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』について、今までにバンドが制作したアルバムのなかで何番目のお気に入りか明かしていることがわかった。
「UPROXX」によると、「Los Angeles Times」のインタビューで、「ザ・ストロークスの他のアルバムと比べて、新作をどう思っていますか?」と訊ねられたジュリアンはこうコメント。
「これまでに俺が参加したなかで、4番目にお気に入りのレコードかな」
ジュリアンは、2001年にリリースした『イズ・ディス・イット』と2003年にリリースした『ルーム・オン・ファイア』をその上位にランクづけ。さらにジュリアンは、「……で、おそらく君は俺を困らせるだろうから、1番のお気に入りは謎のままにしておこう」と答え、お茶を濁していたそう。
また、ジュリアンは新型コロナウイルスの感染拡大により、ライブを行なえない状況についても発言。「人から、‟大変だな。ツアーできないなんて!”って言われるけど、俺にしたら‟それって悪いことか?”って感じなんだ」と答え、プロモーションを行えないため、新アルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』の発売延期も考えたが、先延ばしにする価値はないと判断してリリースに踏み切ったと明かしていた。
なお、ザ・ストロークスは8月21日(金)、22日(土)、23日(日)の3日間にわたって開催される「フジロック・フェスティバル '20」に出演し、2日目のヘッドライナーを務める予定だ。