リアム・ギャラガー:ロックンロール・スター復活! 第二の黄金時代へ――画期的なドキュメンタリー映画が明かした真実を掘り下げる総力特集、ここに!

リアム・ギャラガー:ロックンロール・スター復活! 第二の黄金時代へ――画期的なドキュメンタリー映画が明かした真実を掘り下げる総力特集、ここに!

「(音楽を)諦めようと思ったことはあった。もしやめるなら、プランBを考えなきゃいけないとかさ。子どもたちとも会えてなかったし、離婚したら金もなくなるだろうしって。貧乏ってほどではないけど、それじゃロンドンでは豪勢に暮らし続けられないからな」


リアム・ギャラガーは今、オアシス時代以来2度目のキャリアのピークを迎えている。3枚のソロ・アルバムは揃って全英1位を獲得し、若いオーディエンスも詰めかけるライブ・ツアーは軒並みソールドアウト。今夏のレディング・フェス(残念ながら中止になってしまったが)では、ついにヘッドライナーのポジションを奪還した。しかし、ソロ・シンガーとしての彼がこれほどの成功を収めるとは誰も、それこそ彼自身も全く予想していなかったのではないか。

オアシスの解散後、リアムは長きにわたって混迷の只中にいた。オアシスに未練を残し、バンドというフォーマットにしがみ付きながら「ソロなんて絶対やらない」と現実から目を背け続けた彼は、一度は引退すら考えたことを明かしている。そう、全てを諦めかけた落日のロックンロール・スター、それがリアム・ギャラガーだったのだ。そんな彼がオアシス解散から10年が経った今、こうして輝きを取り戻した事実はほとんど奇跡にも思える。

もちろん、リアムの復活は奇跡などではない。ロックンロールの神が彼に微笑みかけたわけでもない。そういうファッキン・クールで都合の良い話ではなかったことを、初のソロ・ドキュメンタリー『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は詳らかにしている。同作の詳らかさ加減と言ったら凄まじくて、その中の幾つかはリアムとオアシスの神話性を剥ぎ取るものになるだろう。しかし同時にそれは、現在の彼がもう神話を必要としていないことも明らかにしていくのだ。リアムの復活、それは無様なほど必死に、退屈なほど地道に、時に弱音を吐きながらもその度に周りに励まされ、己を奮い立たせ、いくつもの困難をひとつずつ乗り越えてきた彼がついに掴み取った傷だらけの勲章だったということが、『アズ・イット・ワズ』を観ればわかるはずだ。

奇跡は起きなかった。だからこそリアムの復活は本物なのだ。『〜アズ・イット・ワズ』の中で、彼はかつて死んでも認めなかった自分の弱さを認めている。だからこそ今のリアムは強いのだ。ロックンロールの夢を追い続けるために、現実を生きることを選んだリアム・ギャラガー47歳。現代最高のロックンロール・スターの、満を持しての表紙巻頭号だ。(粉川しの)



また、リアム・ギャラガーの巻頭特集には、以下のコンテンツが掲載されている。

★リアム節全開! オアシスからソロまでの真実を語る必読インタビュー
★オアシスから現在まで、全てを総括するリアム・ギャラガー論
★映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』、徹底ロング・レビュー


リアム・ギャラガーの関連記事は現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。
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