故アヴィーチーの父親、「何度も息子に休むよう説得していた」と語る

故アヴィーチーの父親、「何度も息子に休むよう説得していた」と語る

2018年4月20日に自殺により28歳でこの世を去ったアヴィーチー(本名:ティム・バークリング)の父親が、「何度も息子に休むよう説得していた」と語った。

edm.com」によると、9月8日に31歳の誕生日を迎えていたはずのアヴィーチーの父親 Klas Berglingさんが、SiriusXMのBPMチャンネルの番組に出演。アヴィーチーの生前、息子の心身を気遣って休むよう助言していたと明かしている。

「ご存知でしょうが、ティムが経験したような成功を手にすると、音楽業界は人を呑み込んでしまうんです。いつも息子はツアーや音楽制作に費やしていましたが、当時は浮き沈みやその過程で何かが起こったにせよ、そうしていて幸せだったのでしょう。息子は幸せで、作品を生み出してクリエイティブでした。親としては、もちろん息子に帰って来て休んでほしいと思いますよ」


続けてKlasさんは、アヴィーチーが抱えていた悩みについても触れている。

「『なぜ、何もしなかったんだ?』と思うかもしれません。私たちは多くのことをしました。それは確かです。ティムは大人でした。それは理解するべき重要なことでもあって、息子は自分で決断を下していました。息子を閉じ込めることはできませんでした。そうやって対処することではありません。それに息子は絶えず制作をしていたので、奇妙な状況だったんです。今、別の視点で見ると、息子を止めるべきだったと言うのはもちろん簡単かもしれません。ですが、私たちは息子を制しました」


今年9月8日に生誕31周年を迎えたアヴィーチー。彼が世に送り出した音楽は今もなお、多くの人に愛され続けている。
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