同曲は、今年1月発売のアルバム『CEREMONY』以降、初のリリース作品となり、King Gnuが連続ドラマに主題歌を提供するのは、『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年日本テレビ)に続いて2度目。かねてからKing Gnuの才能に惚れ込んでいだプロデューサーの大平太が、「このドラマのために、新曲を作って欲しい」とオファーし、タッグが実現。常田大希(G・Vo)がドラマの台本を読み込み、大平プロデューサー、さらに脚本家の遊川和彦を交えディスカッションを重ねて書き下ろされた楽曲という。なお、同曲は10月10日(土)のドラマ初回放送にて解禁される。
ドラマ『35歳の少女』は、『家政婦のミタ』、『同期のサクラ』の制作チームが集結し、『〇〇妻』以来、5年ぶりに柴咲コウと脚本家・遊川和彦のタッグが実現。『家政婦のミタ』以来、10年ぶりに遊川和彦が挑むホームドラマとのこと。1995年、不慮の事故により10歳で突然、長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた「35歳の少女」・望美を柴咲コウが演じ、望美の妹・時岡愛美を橋本愛、望美の父・今村進次役には田中哲司、進次の再婚相手・今村加奈役に富田靖子、その引きこもりの連れ子、今村達也役に竜星涼、望美の母親・時岡多恵役に鈴木保奈美などのキャストが決定している。
【King Gnu・常田大希 コメント】
2020年、我々King Gnuはアルバム『Ceremony』をリリースして以降、一曲たりとも新曲をリリースせずに、じっくりと自分達の生き方を見つめ直してきました。そんな中でこの『35歳の少女』という素敵な作品と巡り合いまた新たな一歩を踏み出す訳です。ご期待ください。
【柴咲コウ コメント】
失われた25年間を懸命に生きている役を演じるいまの私には、沁みすぎる歌だ。
毎日を、揺らぎながらも頑張って生きている自分を、自分以外の誰か、一人でいい、少しでいい。理解してくれる人がいたら、それは、とても有難く幸せなことなんだ。
『35歳の少女』のキャラクターそれぞれの業、心に抱く違和感、日々の葛藤にこの曲が溶け込み、より一層の深さと彩りを与えてくれるに違いない。
【日本テレビ情報・制作局 大平太プロデューサー コメント】
常田さんと初めてお会いした時の事は、忘れられません。
僕が勝手に「クイーンの再来」と思っている
今、最も輝いているグループのひとつであるKing Gnuの若きリーダーを前にして、とても緊張しました。
僕と脚本の遊川さんとで、このドラマに懸ける熱い思いや
「ありきたりな曲は、要らない・・・絶望している主人公に神から降臨したような・・・魂を揺さぶるような、これまでのKing Gnuさんのイメージを壊すような・・・」
勝手なことを並べ立てました。
黙って聞いていた常田さんは、一言「面白そうなので、やってみます」と言ってくれました。
出来上がった曲を聞いた時、4人の若者の才能に、改めて驚かされました。
柴咲コウさん演じる主人公の苦悩と、それでも前向きに生きて行こうとする姿勢、それをそばで見つめている人たちの想いが、見事に歌い上げられていました。
10月10日、初回の放送の中で流れるこの曲と、
視聴者のみなさんとの出会いが忘れられないモノになることを
確信しています。
●番組情報
『35歳の少女』
10月10日(土)スタート
2020年10月期土曜ドラマ(レギュラー放送枠 毎週土曜22:00~22:54)
脚本:遊川和彦
主題歌:“三文小説” King Gnu(ソニー・ミュージックレーベルズ)
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:大平太 諸田景子 田上リサ(AX-ON)
演出:猪股隆一 ほか
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ