ヴァン・ヘイレンで初代フロントマンを務めたデイヴィッド・リー・ロスが、あるイラストで2代目シンガーのサミー・ヘイガーを揶揄したのではないかと報じられている。
「Ultimate Classic Rock」によると、度々デイヴィッドは「The Daily Catastrophe」と題した架空の新聞に描いたイラストをSNSに投稿。最新の投稿では古い飛行機を操縦している人物が描かれている。
そのイラストには、「サムという男はロックンロールのためなら命を捧げるつもりだが、その命を最近購入したジェット機に葬る計画だ。レッド・ロッカーは、来世で55を飛ばすことを拒否している」と記されている。
この投稿が、サミーについて描かれているのではないかと話題に。6月にサミーはインタビューで、コロナ禍でツアーに戻れるなら「病気になって死んでもいい」とコメントし、“I Can’t Drive 55”という曲をリリース。また、サミーは“ザ・レッド・ロッカー”との異名を持ち、過去にはジェット機を購入したことから、デイヴィッドがサミーを揶揄しているのではないかとうわさが浮上した。
一方サミーは、ヴァン・ヘイレンが歴代シンガー3人をフィーチャーしたツアーを計画していたとの報道を受け、デイヴィッドと一緒にツアーすることに言及。デイヴィッドのことも音楽も好きだが、付き合いにくい人だと発言していた。
そんななか、デイヴィッドのイラストについてサミー本人がInstagramに次のように投稿している。
「私の古き友人デイヴィッドに感謝したい。彼の趣味である素敵なアートの題材として、私を興味深い人だと思ってくれたことにね」
サミーはハッシュタグで「イラストを買いたい」とも綴り、デイヴィッドの投稿にユーモアと皮肉とともに反応していたそうだ。
『ロッキング・オン』最新号のご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。