ガンズ・アンド・ローゼズのベーシスト、ダフ・マッケイガンが、初めてギタリストのスラッシュに会った日を振り返り、「一種のカルチャー・ショックを受けた」と明かしている。
「Blabbermouth」によると、Spotifyの番組『Rock This With Allison Hagendorf』に出演したダフが、スラッシュと初対面したときの印象を語った。
シアトルからパンク・ロック・バンドのギグのためにロサンゼルスを訪問中に、メンバー募集の広告を見たダフが、ハリウッドにあるファミリー経営のデリ「Canter's」でスラッシュとガンズ・アンド・ローゼズの元ドラマー、スティーヴン・アドラーと待ち合わせをしたという。
「それで、(広告で見た)そいつの名前はスラッシュで、彼が影響を受けた好きなバンドはFEARやエアロスミス、アリス・クーパーだった。俺は、『まあ、そいつも俺と似たようなもんだろう』と思ってた。
俺はブルーの短髪だったんだけど、Canter'sに入って、どのブースにいるかはあらかじめ聞いてたから、そのブースを見つけるとロン毛の男が2人いたんだ。俺は一種のカルチャー・ショックを受けたし、奴らにとっても俺が少しカルチャー・ショックだったんじゃないかな。
だけど、俺たちが席に着いて音楽について話し始めたら、まさにそれが共通点になった。俺たちはスラッシュの家、彼のお袋さんの地下室へ行って、それからスラッシュがアコースティック・ギターを弾き始めたんだ」
初めての対面でダフはパンクな見た目の自分とは大きく異なり、ハード・ロックなスラッシュとのビジュアルの違いにカルチャー・ショックを受けたが、スラッシュの演奏を聴いて、それまで西海岸で最高のギタリストだと思っていたPaul Solgerに匹敵するか、それ以上だと思ったとも明かしていた。
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