昨年10月に亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンの息子、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンが、父親から受けた一番お気に入りのアドバイスを明かしている。
「Rock Sverige」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、父親のエディからどんなアドバイスをされたか質問されたウルフギャングが、こう答えた。
「僕のお気に入りは少し皮肉っぽいけど、僕の祖父が父さんに言ったアドバイスだ。『もし間違いを犯したら、同じことを2回しろ。そうしたら、お前には意図があってそうしたと皆が思うから』ってね」
完璧なギター・テクニックで知られるエディだが、ウルフギャングはヴァン・ヘイレンの曲“Ain’t Talkin’ ‘Bout Love”で、エディのミスが聴けるとも指摘していた。
「それは曲の一部になっていて、その時点ではミスのようには思えない。E弦か何かを弾く代わりに、誤ってB弦を2回弾いてるんだ。曲の冒頭でそれを聴けるよ」
ウルフギャングは昨年のインタビューで、「父は酷いギターの先生だった」と愛情を込めて想い出を語っていた。
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