【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/マット・マグワイア

ロッキング・オン6月号では、「究極のギタリスト」を特集しています。そこでギタリスト特集とあわせて 、昨年の9月号に掲載したロッキング・オンが選ぶ「究極のロック・ドラマー」を43日にわたり、毎日1人ずつご紹介します。

「究極のロック・ドラマー」に選ばれたアーティストはこちら。

マット・マグワイア(ザ・チェインスモーカーズ)

【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/マット・マグワイア

今特集で名前が挙げられたドラマー達のうち、最もバンド在籍歴が浅いのは彼ではないだろうか。オーストラリア出身のマット・マグワイアは、ニューヨークのDJデュオとして結成されたザ・チェインスモーカーズの3枚目となるアルバム『ワールド・ウォー・ジョイ』(2019年)制作期間中に、グループへの正式加入がアナウンスされた。

それ以前からサポート・メンバーとしてレコーディングやライブには参加していたものの、『ワールド・ウォー・ジョイ』収録曲で用いられているビートはほぼプリセットとエディットによるもので、彼の生々しいドラム・プレイを受け止めることはできない。

そもそもマットは、ライブの演出も担当するスペシャリストとしてグループに貢献しているらしく、ドラマーとしての本領もライブでこそ発揮される変わり種なのだ。彼は何年も、既存のロックやEDM、ヒップホップなどの楽曲にドラム演奏を被せ、その動画を公開してきたYouTuberとしての経歴を持っており、クリックを踏まえながらも前のめりでロックなアタック感を誇る、特殊なプレイ・スタイルを編み出してきた。

彼がチェンスモのひどく情緒的な歌をブースト・アップさせることで、そこには得体の知れない、巨大な感情の怪物が立ち現れることになる。音源作品とはまるで別物の、強烈なライブ体験だ。ぜひ、ライブ動画などでチェックしてみて欲しい。(小池宏和)



ロッキング・オンが選ぶ「究極のロック・ギタリスト」特集掲載号は、現在好評発売中。ご購入は、お近くの書店または以下のリンク先より。


【43日間、連続公開!】ロッキング・オンが選ぶ究極のロック・ドラマー43選/マット・マグワイア - 『rockin'on』2021年6月号『rockin'on』2021年6月号
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