モリッシーが、ニュー・アルバム『Bonfire of Teenagers』のリリースを発表したが、いまだにレーベルと契約していないことが明らかとなった。
2020年11月にモリッシーは、以前に所属していたレコード・レーベルBMGから契約を解除されている。BMGは、もともモリッシーとはアルバム3枚分しか契約を交わしていなかったと主張していたが、ここ近年でモリッシーが英極右政党「For Britain」の支持を表明するなど、大きな物議を醸していたことが理由ではないかと報じられていた。
「Consequence Of Sound」によると、モリッシーの公式サイトでは新作について次のように紹介されており、契約できるレーベルを探しているようだ。
「モリッシーのニュー・アルバム『Bonfire of Teenagers』がロサンゼルスで完成しました。モリッシーは『人生最悪の年が、人生最高のアルバムで締め括られる』と語っています。モリッシーは(レーベルと)契約していません。このアルバムは最高額(もしくは最低額)の入札者のものになります」
なお、モリッシーはBMGの契約解除について、「僕にとって、自分のやり方で音楽を作ることは今でも重要で、アーティストがどう振る舞うべきかを細かく指図するようなレーベルには所属したくない。特に、際立って“才能”という言葉に言及されない場合はなおさらだ」と綴った書簡を公開していた。
『Bonfire of Teenagers』のトラックリストは以下。
1. I Am Veronica
2. Rebels Without Applause
3. Kerouac’s Crack
4. Ha Ha Harlem
5. I Live In Oblivion
6. Bonfire Of Teenagers
7. My Funeral
8. Diana Dors
9. I Ex-Love You
10. Sure Enough, The Telephone Rings
11. Saint In A Stained-Glass Window
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