デヴィッド・ボウイが90年代に描いた絵画が競売へ出品され、予想を大きく上回る5万カナダドル（約440万円）以上で落札される見込みだと報じられている。
「Ultimate Classic Rock」によると、「DHead XLVI」と題されたボウイによる絵画は、ある女性がカナダの寄贈品販売店で5カナダドル（約440円）で購入したもので、トロントのオークション会社「Cowley Abbott」が競売に出品したという。
この絵画は、1995年～1997年にかけてボウイが「Dead Heads(もしくは DHead)」と名付けた約47点の絵画シリーズの1枚で、各作品には連続していないローマ数字がタイトルに付けられているとのこと。
絵画のモデルはボウイのバンド・メンバーや友人たちで、なかにはボウイの肖像画もあり、自身の別のペルソナであるジギー・スターダストの時代からインピレーションを受けたことが示唆されている。
今回、オークションに出品された「DHead XLVI」は、当初9000ドル～1万2000カナダドル（約80万～106万円）で落札されると予測されていた。しかし、現時点で入札額は5万カナダドルを超えており、女性が絵を買った1万倍以上の価格で落札されるものと見られている。
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