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    never young beach、阿南智史(G)が11月をもって脱退。「またどこかで」

    never young beachの阿南智史(G)が、11月をもってバンドを脱退する。

    メンバー、スタッフで話し合いを重ねた結果、本人の意向もありnever young beachとしての主催公演などは開催されず、阿南を含めた活動は11月13日に行われた「One Park Festival 2021」が最後となった。バンドは、残る3名にて活動を継続していくとのこと。

    never young beachは、2014年より安部勇磨(Vo・G)を中心とした宅録ユニットとして活動を開始。2017年に3rdアルバム『A GOOD TIME』でメジャーデビューし、2018年からは4人体制にて活動を行っていた。


    【バンド コメント】
    never young beachから大切なお知らせ

    いつもnever young beachを応援して頂き、誠にありがとうございます。

    結成時より共に活動を続けておりましたGt.阿南智史がnever young beachを2021年11月をもちまして脱退する事になりました。

    メンバー、スタッフで話し合いを重ねた結果、本人の意向もありnever young beachとしての主催公演などは行わず、Gt.阿南を含めた活動は11月13日(土)に福井県にて開催された「One Park Festival 2021」が最後となってしまいました。

    突然の報告となってしまい、いつも応援して頂いているファンの皆さん、関係者の皆さん、本当に申し訳ありません。

    なお、never young beachは安部、巽、鈴木の3人で引き続き活動を続けさせていただきます!

    今後ともnever young beachそして、阿南智史を皆様の変わらぬ応援、何卒よろしくお願い申し上げます!!

    BAYON PRODUCTION|never young beach

    【阿南智史(G) コメント】
    突然ではありますが、先日のワンパークフェスのライブをもってバンドを脱退することになりました。

    このような急な発表となってしまったことをお許しください。

    今後は個人での音楽活動や新しい音楽プロジェクトを始動させようと思っています。
    また新たなかたちで皆さんとお会いできるよう、より一層精進していきます。

    今まで応援して下さった方々や、関わってくれた方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
    またどこかで。

    阿南智史

    【安部勇磨(Vo・G) コメント】
    ネバヤンは「一回だけ遊びでライブをしようよ」と続ける気もなく始めたのに気付けばもうすぐ活動8年になります。「本当によくできた話だ。不思議なご縁だな。」と今も思います。

    誰しもが日々変化をしていると思います。様々なことに影響され、自分でも気づかないうちに少しづつだったり、ある日いきなり大きく変わったり。そんな中で意見が合わなくなるときがあるのも当然で。それを自分は悪いことだとは全く思いません。
    そんなときはその都度話し合い、解決したり。解決しなくても、話してるうちにどうでもよくなって笑えたり。
    そんな違いが面白くもあり、とても楽しかったです。

    阿南は風来坊のような男です。
    ふらっと現れ、ふらっと消える。そんなひょうひょうとした阿南が好きでした。阿南には感謝しかありません。
    阿南の才能を側で見てきたものとして、阿南のこれからの作品、活動を楽しみにしています。勝手ながら応援しています。
    誰かが決断すること、選択することは素晴らしいことだと思います。今まで本当にありがとう。

    僕らはこの結果に至るまで何度も話し合い、納得しています。出会いもあれば別れもある。
    しかし、never young beachを聴いてくれてる人は今初めてこのことを知って驚いたり、さみしくなるかもしれません。ごめんなさい。僕も好きなバンドやグループのメンバーが辞めるとさみしくなりました。なんで?と思ったものです。しかしなぜそうなるのか、今は少なからず理解できます。自分の気持ちに素直にいるべきです。

    拝読していただきありがとうございました。

    安部勇磨

    【巽啓伍(B) コメント】
    「たっさんはベース上手くなるよ」
    ベースを初めて触って3日後に立った初ライブを終えた時、阿南はこう僕に言いました。
    今思えば何も出来なくて当然であるところ、一丁前にへこむ僕を励ますための調子の良い言葉だったんだろう。
    でもなんか本気で言ってんじゃないかな?と思わせる掴ませない雰囲気を纏っていたのが阿南だった。
    そのイメージは8年という時間を経ても変わりません。

    数年経って何気なくその話を振った時に、彼は「そんなこと言ったっけ?」と本気なのか嘘なのか、
    そこでもまたこちらを試すような戯けた様子で笑ってたなー。ただそんな彼も憶えていないような言葉でも、
    僕にとってはずっと大事に、頼りにしてきた会話の一つでした。
    彼の言葉の純粋さ/不器用さは凡ゆる場面で誰かを笑わせたり、励ましたり、相手の心をちくりと刺したり。笑
    そんなところが飄々と掴めない雰囲気を出す彼の中で、人間たらしめているよなあと。
    僕はとても魅力を感じています。

    つらつらと想い出を書き殴ってみましたが、去る者より、去られる者の寂しさは一入ってことです。
    僕らとは違う靴を履いて歩き始める決断をした阿南に幸多からんことを。

    そしてこのお知らせを見た方々へ
    僕ら同様、様々な感情が巡っているかと思います。
    いつでも聴いてくれている方々への感謝を大いに持ちながら、何かの拍子に思い出して
    聴いてくれる人の為にも創作/演奏し続けることが大事なんではないかなと思うので、
    来年はより一層邁進する(予定)のnever young beachをどうぞよろしくお願いいたします!

    巽啓伍

    【鈴木健人(Dr) コメント】
    阿南と出会ってから早8年、ここでお互い別々の道に進むことになりました。

    この文章を書き始めてから、今まで一緒に積み上げてきた物への想いが巡って止まりません。

    バンドメイトではなくなってしまうけれど、音楽を続けていればまた違う形で交わることもあるだろうし、今は一人の友人としてこれからの阿南の音楽活動、人生が素敵で充実したものになることを祈っています。

    体制が変わることでバンドがどう変わるのか全くの未知数ですが、僕たちもこれからを楽しみに進んでいこうと思います。

    突然の発表で動揺させてしまいますが、どうかこれからのnever young beach、阿南の活動共に温かく応援していただけると嬉しいです。

    鈴木健人




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