「ジ・エナミーのトム・クラークのインタビューを読んだが、あいつはオアシスが終わったとでも言いたいのか? だいたいお前は俺たちとツアーをやりたいのか? どうなんだ小僧?」とリアム・ギャラガーが5月19日、Twitterに書き込んでいる。
リアムが言及しているのは、5月18日のザ・サン紙に載ったトム・クラークのインタビューのことと思われる。ジ・エナミーは6月4日から始まるUKスタジアム・ツアーでオアシスの前座を務める予定だが、インタビューでの発言がオアシスをこき下ろしていると解釈されてしまったようだ。トム・クラークはそのインタビューでオアシスについて次のように話していた。
「ノエルはもうオアシスにいる必要はないんだと思う。彼がそうしているのは愛情からなんだよね。それは(自分もいつか達成したい)夢だな。そういうのって、成功して初めてできることだからね」
この発言はOasisteria.comなどのオアシスのファンサイトでも一部のファンによってギャラガー兄弟への攻撃と取られているが、これに対し、トム・クラークは昨日5月20日に声明を出し、オアシスの批判などしていないと主張した。
「そんなの、まったくのナンセンスだよ!」と彼はリアムの解釈について書いている。「オアシスはこれまでも今も俺の一番大好きなバンドなんだ。彼らからツアーに呼ばれるなんてすごく光栄なことだし、今から待ちきれないくらいだよ。オアシスが終わっただって? そんなことあり得ないじゃないか!」
Twitterの最新の更新でリアムは「太陽を手に入れることに汲々としている全ての『ロックンロール・バンド』にはうんざりだ。雨の中で会おう……」と書いているが、これが今回の一連の出来事と関係しているかどうかは不明。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
ジ・エナミー&オアシス問題
2009.05.21 18:26