フレーミング・リップスのウェイン・コインが選ぶ2009年のベスト・アルバム10枚。本日は5位から1位までを発表します。1位に選ばれたのはどの作品なのか？ どうぞお楽しみください！


5. ブラック・モス・スーパー・レインボー『イーティング・アス』（Black Moth Super Rainbow, Eating Us）

彼らのサウンドは漫画みたいにポップだけど、それでもすごく貴重だし、優れたものだと思う。


4. カレンO・アンド・ザ・キッズ『かいじゅうたちのいるところ‐オリジナル・サウンドトラック』（Karen O and the Kids, Where the Wild Things Are Original Motion Picture Soundtrack）

カレンOはとんでもない娘だよ。


3. ザ・ビートルズのリマスター盤（The Beatles, Remastered）

この世界がどれだけ素晴らしいものかを思い出すのはいつだって良いことだ。僕はこれまで彼らの「人生肯定的な」サウンドと歌をずっと楽しんできた。


2. スターデス・アンド・ホワイト・ドワーフス『バース』（Stardeath and White Dwarfs, The Birth）

彼らはライブの幕開けをブラック・サバスの“スウィート・リーフ”の狂ったようなカバーで飾るんだ。


1. アトラス・サウンド『ロゴス』（Atlas Sound, Logos）

僕は彼らの（「彼の」というべきかな）セットをニューヨークのATP（オール・トゥモローズ・パーティーズ）で観た。妙ちくりんなダンスホールの天井からクールな形のシャンデリアがぶら下がっていて、そこから不思議な黄色の光線が彼に当たっていた。クールだったよ。ギターのエフェクト・ボックスがどこかおかしくなったみたいで、彼はそれを何気ない様子で必死に直そうとしていたけど、そんなゴタゴタがチャーミングで最高だったな。