椿屋四重奏、ギタリスト安高拓郎が脱退を発表

椿屋四重奏、ギタリスト安高拓郎が脱退を発表

椿屋四重奏のギタリスト安高拓郎が、バンドを脱退することを発表した。

オフィシャル・サイトによると、この結論に至るまで何度も話し合いを重ねたものの、安高は音楽的な方向性の違い、ギタリストとして、自分の人生など様々なことを考えた結果、脱退を決断。オフィシャル・サイトにはバンドと安高のコメントがそれぞれ掲載されている。安高のコメントは以下のとおり。

安高拓郎
「この度は、急な発表で本当にごめんなさい。椿屋のメンバーになって4年。皆さんと、かけがえのない時間を過ごしました。しかし、自分の人生、ギタリストとしての自分、色々考えた結果、今回の結論に至りました。今はただ、応援してくれた皆さまに、「今までありがとう!!」としか言えないです。椿屋を離れても、椿屋の栄光を、ずっと信じています」

バンドは、1人1人が自分自身の、また互いの成長を思いあっての前向きな決断で、今後も留まることなく突き進むことを宣言。

なお3人編成で再スタートとなる椿屋四重奏は、5月26日にニュー・シングル『いばらのみち』をリリースすることを発表。シングルの詳細情報は不明だが、表題曲“いばらのみち”は、4月5日(月)の13:30よりフジテレビ系でオンエアがスタートする安達祐実主演のテレビドラマ「娼婦と淑女」の主題歌にも決定している。

今回の起用は、「これまでの昼ドラ主題歌の典型を覆すインパクトのあるテーマ曲」を探していた同ドラマのプロデューサーの松本圭右(東海テレビ)が、アルバム『CARNIVAL』のリード・トラック“シンデレラ”を聴き、歌詞があまりにドラマのコンセプトに合致していたことから「“シンデレラ”を越えてほしい」という注文付きで椿屋へオーファーしたのがきっかけだという。“いばらのみち”について、中田裕二(Vo)は以下のようにコメント。

「昼ドラと椿屋。これは絶対に最高の相性だと、昔から勝手に思い込み続けて早10年。そりゃあ気合い入れて書きました。まず台本を読ませて頂いて、自分の頭の中で映像を流してはイメージを膨らませておりました。歌詞もあこがれの松井五郎氏との共作。このドラマが繰り広げる華麗な『美醜』にきっとマッチングしてくれると信じてます」

なお、椿屋四重奏は今年でバンド結成10周年を迎え、メモリアル・イヤーということで独自のイベントを企画中とのこと。
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