デペッシュ・モードの作品を使ったミュージカルが来年の頭にも上演されることになる。
『Playing the Angel』と題されたこのミュージカルはマルタのヴァレッタにあるMITP劇場で上演される予定で、物語も物議をかもしそうなものになっているらしい。
「デペッシュ・モードはアバとも違うし、クイーンとも違います」と脚本を手掛けたエイドリアン・バックルは語る。「だから、当然、物語はハッピーなものにはなりません。2人の少年が成長して、大人になりつつ愛を発見していく話です。けれども、2人はいたぶられ、利用されては、ひどい仕打ちを受けていきます。2人はそのようにして人生を悲しい形で学んでいくのです」。
実はこのミュージカルを制作した劇団、ユニファウンはこうした路線の出し物を得意としていて、昨年もマルタ政府から上演禁止を命じられている。
「まあ、確かにぼくだったら祖母をこのミュージカルに呼ぶようなことはしないでしょうね」とバックルは説明する。「ある意味で際どい領域をも探っていきますが、でも、ぼくは演劇を物議をかもすためにやっているわけではありません。この劇団でクォリティの高い演劇をやれるからやっているわけで、それが地元にも重要なことになっているのです」。
マルタで開演した後、バックルはこのミュージカルを世界でも最大のアート・フェスといわれるエディンバラ・フェスティヴァル・フリンジに持っていければと願っているという。
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