「たまに“リップスライム、活動休止”ってきくんですけど。その“活動休止”っていうの、なんか、誰か発表したんですか？」（PES）

6月30日に10年前のプレ・デビュー作を冨田恵一のプロデュースでリメイクしたシングル『マタ逢う日マデ2010～冨田～』をリリースしたRIP SLYME。さらに8月4日には、新曲２曲を加えたベスト・アルバム『GOOD TIMES』のリリースが控えている。

しかし、現時点で発表されているRIP SLYMEの活動は以上であり、ライブやツアーがないばかりか、今夏のフェス出演もないようだ。

すでにネットなどでは解散説まで飛び交っている今、メンバー全員がRIP SLYMEの近況を語った貴重なインタビューが「bridge 64号」に掲載されている。

「実質休んでることになってるんですけど、本人たち、そんな感じないんですよね」（RYO-Z）と、年明け後のメンバーがそれぞれどのように過ごしていたかが語られている。インタビューによると、この表舞台に姿を現さない半年間は、メンバーがRIP SLYMEを見つめなおすために必要な時間だったようだ。メンバーが抱えている葛藤についても、以下のように語っている。

「リップスライムって、“こうでなければいけない”っていうのはないはずなんですけど。ないのが好きなのに、いつの間にか“こうでなければいけない”ってなってる」（PES）

「もうほんと、2000年代アタマぐらい、2nd出したあとぐらいからずっと言ってたことなんですよね。『作り方、“これじゃダメだろう“っていうのは」（PES）

もちろんインタビューでは今後の展開にも触れられている。RIP SLYMEの今、そして未来を紐解く貴重なインタビューだ。