フー・ファイターズ、ニュー・アルバムを9月に発売!

デイヴ・グロール率いるフー・ファイターズの、2年ぶりとなる待望のニュー・アルバムの発売日がいよいよ見えてきた。

2005年にリリースされた2枚組大作、『イン・ユア・オナー』以来、6作目のオリジナル・アルバムとなる本作のプロデューサーは、名曲“モンキー・レンチ”も収録されているセカンド・アルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』を手がけたギル・ノートン。タイトルは未定で、9月26日(海外では9月25日)に発売される予定となっている。

ここ数ヶ月レコーディングを行っていたフー・ファイターズは、7月5日にロンドンでシークレット・ギグを行ったほか、7月7日に世界各地で同時開催されたLIVE EARTHロンドン会場でのパフォーマンスは、久々のスタジアム・ステージとなった。準フロント・アクトとして、トリ前にステージに登場した彼らに群衆は総立ちで応えた。“オール・マイ・ライフ”“マイ・ヒーロー”“タイム・ライク・ジーズ”“ベスト・オブ・ユー”“エヴァーロング”などを、デイヴはちきれんばかりのエネルギーで歌い上げた。また、ドラマーのテイラー・ホーキンスは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスらとともに、The SOS Bandとしてこの日のオープニングに登場、ベースのネイト・メンデルは、同イベントで再結成された映画『スパイナルタップ』が生み出した架空バンドのステージに参加、とメンバーそれぞれが各所で引っ張りだことなっていた。

前作『イン・ユア・オナー』リリース後、英ハイド・パークで8万人を集める巨大ギグを行ったり、フジ・ロックのヘッドライナーを務めたりと、精力的なライヴ活動を行ってきた彼ら。2006年に初のアコースティック・ライブ盤『スキン・アンド・ボーンズ』をリリースし、同年末には日本武道館、および新宿厚生年金会館などにてツアーをした。記念すべき武道館のステージ、そして『スキン・アンド・ボーンズ』を再現、という貴重な試みが行われた新宿厚生年金会館でのアコースティック・パフォーマンスは伝説と化している。

アルバム発売の発表に続き、7月中にデイヴ・グロールとネイト・メンデルが急遽プロモーション来日の報も編集部に飛び込んできた。『rockin’on』では、9月1日発売号にて来日時のインタヴューを掲載する予定だ。
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