アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ、今後はツアーを行わないかもと語る

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ、今後はツアーを行わないかもと語る - 2010年作 『スワンライツ』2010年作 『スワンライツ』

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアントニー・ヘガティはもう2度とツアーはしないかもしれないとほのめかしている。

アントニーは09年の『クライング・ライト』のツアーであまりにも燃え尽きて消耗してしまったため、回復するのに1年もかかってしまったことを語っている。

「今年に入ってぼくは個人的にまったく旅をしていないんだよ」とアントニーはインディペンデント紙に語っている。「自分としてもまったく困惑してしまっててね。ツアーにまつわる旅の多さに自分としてはもうついていけないので、これは大問題なんだよ。ということは、もう2度とぼくはツアーをしないということなのか? 今のところ、自分でもわからないんだ」。

アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズは10月13日には新作『Swanlights』もリリースしているが、10月30日にニューヨークのブロードウェイにあるアリス・タリー・ホール・スター劇場でセント・ルーク・オーケストラとの共演となるライブを予定しているのを除いて、新作用のツアーもライブもまったく予定していない。

「回復するのに1年もかかったんだよ」とアントニーは事情を説明している。「骨髄まで搾り取られた気分になるんだよ。以前、デヴェンドラ・バーンハートに『からからに燃え尽きてもう炭になった気分だよ』と言われたのをよく思い出すくらいでさ。もう全身全霊を注いでなにもなくなったところまで燃え尽きると本当に炭にでもなったような気分になるものなんだ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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