先頃フー・ファイターズが来年には新作をリリースし、7月にイギリスのミルトン・キーズでライブを開催することを発表したが、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズのジョン・ポール・ジョーンズはこのライブに客演するかもしれないとほのめかしている。
「7月のフー・ファイターズのライブにはどこかで乱入するかもしれないな。もし、デイヴ・グロールがそうしてくれって言ってきたらの話だけどね!」とジョン・ポールはBBCに語り、さらにフー・ファイターズの活動が再開したからといって、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズとしての活動が考えられなくなるわけではないとも語った。
そう言いながら、ジョン・ポールはデイヴとクイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジのジョシュ・オムとで組んだゼム・クルックド・ヴァルチャーズが次回作のアルバムの計画も練っていたとも明らかにしている。「いくつかすでに手をつけた曲もあるんだけど、手っ取り早く書いちゃって仕上げちゃいたいと思うんだよね」とジョン・ポールは説明している。「1年くらいのうちにできるかな」。さらにそうした楽曲は「ファースト・アルバムの時に書いて入りきらなかった曲」がほとんどだとジョン・ポールはつけ加えている。
その一方でジョン・ポールはロンドンの王立歌劇場で『Anna Nicole』というオペラでベースを担当することにもなっている。来年の2月に開幕するこのオペラはプレイボーイ誌のプレイメイト・モデルとして活躍し、奔放な人生を生きたアンナ・ニコル・スミスの生涯をもとにしたものになっている。
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