グラスヴェガス、新作の進行状況とドラマーの交代劇について語る

グラスヴェガス、新作の進行状況とドラマーの交代劇について語る - 2008年作 『グラスヴェガス』2008年作 『グラスヴェガス』

新作のレコーディングを行っているロスアンジェルスで突如ドラマーのキャロライン・マッケイが今年の3月に脱退してしまったグラスヴェガスは、後任となる新ドラマーを発表した。

ボーカルのジェイムス・アランは、後任にはスウェーデン出身のヨナ・ロフグレンに決まったとNMEに明らかにし、キャロラインの脱退の理由については、バンド生活のプレッシャーに耐え切れなくなったと説明した。ヨナはキャロラインに続く女性ドラマーということになる。

「きっとね、ぼくのこのドラムやって、あのドラムやってと指示が多すぎたんだろうね」とジェイムスはキャロラインの脱退の理由について語っている。「デモを切って、ライブをやって、デモを切って、またデモを作って、それから今度はニューヨークでレコーディング。と思ったらウェンブリーでU2のサポートだ、さてその次はグラストンベリーと、そんな生活はキャロラインの望んだものじゃなかったんだよ」。

ジェイムスはさらにこう続ける。「でも、この一件についてはみんな納得してるんだよ。キャロラインだって残ってれば、分け前のお金ももらえたんだけど、やめたわけだからね」。

新ドラマー、ヨナの決定の経緯についてはジェイムスはこう説明する。「ラブ(・アラン/ギター)がのっけからこう言ったんだよね。“新しいメンバーについての俺の希望はドラマーで、女性で、スウェーデン人ってことだから”って。と思ったら、その2日後にそんな女の子がいきなり登場したんだよ。レーベルのスウェーデンの人たちのつてでそういう人がみつかったんだよね。おかげで、ラブについてはなんて最低なやつなんだろうっていう気持ちから、“こいつ、本当に天才だな”っていう印象へがらっと変わっちゃったよ」。

ジェイムスはまた、新作となるセカンド・アルバムについてはロスアンジェルスでのレコーディングの後、ロンドンでU2やデペッシュ・モードのプロデューサーとしても有名なフラッドと作業を重ねていたことを明らかにしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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