パラモアを脱退したギターのジョシュ・ファッロが「レーベルと契約できていたのはヘイリーだけだった」と批判

パラモアを脱退したギターのジョシュ・ファッロが「レーベルと契約できていたのはヘイリーだけだった」と批判 - 09年作 『ブランド・ニュー・アイズ』09年作 『ブランド・ニュー・アイズ』

先頃、ボーカルのヘイリー・ウィリアムズによってギターのジョシュ・ファッロとドラムのザック・ファッロの脱退が明らかにされたパラモアだが、ジョシュはヘイリーが実際の脱退の経緯を明らかにしていないと自身のブログでヘイリーを批判した。

ただ、ジョシュがこの書き込みを行った際、パラモアのレコード会社からは指摘の内容がでたらめだという発表があったので、ブログそのものがガセかという噂も広まったが、ジョシュの妻ジェナ・ファッロが自身のブログでジョシュのブログが正真正銘ジョシュのブログだということを明らかにした。ただ、その後、ふたりのブログはどちらも削除されてしまっている。

ジョシュは「ヘイリーによる自分とザックの脱退の経緯の説明では、今回の脱退劇の全体像をちゃんと説明していない」と感じたのでその真相を公にすることに決めたという。

また、ジョシュはパラモアでは実はメンバーとしてヘイリーだけがレコード会社と契約していたことも明らかにしている。「つまり、ヘイリーだけが正当なアーティストで、ほかは全員雇われメンバーであるということをほのめかす仕組みなんだ」とジョシュは説明する。「でも、現実にはぼくたちはいつもバンドには雇われ以上の関わり方をしてきたんだよね。けれども、ぼくたちはいつもヘイリーほど重要ではない存在という扱いしか受けてこなかったんだ」。

ジョシュはさらにヘイリーがマネジメントにいいように操縦されていて、意識的にスキャンダラスな歌詞を書いては、バンドが一体だと偽ってきたと指摘している。パラモア側はこの件についてコメントは出さないとしている。

もともとジョシュとザックはパラモアをヘイリーと立ち上げたオリジナル・メンバーで、ジョシュが現在の妻のジェナと結婚する以前はヘイリーとも交際を続けた時期があった。パラモアのソングライティングについても大きく関わっていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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