モグワイのスチュアート・ブレイスウェイトによる、「モグワイに影響を与えた10枚」
2010.12.26 10:00
今年は、6月にライブ・アルバム『スペシャル・ムーヴス / バーニング』を発表、そして9月には『METAMORPHOSE 2010』への出演のため来日を果たしたモグワイ。来年2月2日には、ニュー・アルバム『Hardcore Will Never Die, But You Will』を日本先行リリースし、恵比寿リキッドルームで来日公演を行う彼らが、今回RO69のために「モグワイに影響を与えた10枚」を選んでくれました!
今回「モグワイに影響を与えた10枚」を選出したのは、ギターのスチュアート・ブレイスウェイト。彼のコメント付きで10枚のリストをご紹介します!ぜひお楽しみください。
10.アース / アース ヴォリューム2
時代を先取りしたもう一つのアルバム。最高のトラベリング・ミュージックだね。
9.コデイン / ザ・ホワイト・バーチ(Codeine / The White Birch)
これは僕が最も気に入ってる哀しい冬のアルバムなんだ。気絶しちゃうくらい美しい。
8.エイフェックス・ツイン / セレクテッド・アンビエント・ワークス・ヴォリューム2(Aphex Twin / Selected Ambient Works Volume II)
これ以前もこの後も、こんなレコードを作った人は誰もいないね。本当に彼独特のユニークな音楽だ。
7.マッドハニー / スーパーファズ・ビッグマフ(Mudhoney / Superfuzz Bigmuff)
このアルバムがリリースされて20年以上経ってるなんて信じられないよ。いまなお最高のアルバムだね。
6.ジーザス・アンド・メリー・チェイン / サイコキャンディ(The Jesus and
Mary Chain / Psychocandy)
このアルバムは僕が若い頃に凄く大切なものだった。というのもバンドは僕たち
の出身地と同じラナークシャー出身だからね。これはまさに「グレー ト・ノイジー・ポップ・レコード」だね。
5.ブラック・サバス / ブラック・サバス4(Black Sabbath / Black Sabbath Vol.4)
このレコードのリフはたまらなくいいね。特に“Supernaut”は最高だよ。
4.ノイ! / ノイ!75(Neu! / Neu! '75)
僕らが生まれる前に作られた作品だと言うのに、今でもモダンな音に聴こえるよ。
3.クラフトワーク / 放射能(Kraftwerk / Radioactivity)
クラフトワークの中で僕が一番好きなアルバム。実は僕がヴォコーダー音にハマったのは、このアルバムの影響が大きいんだ。実際、僕らはこれに似た音を使ってレコーディングしてるしね。
2.テレヴィジョン / マーキー・ムーン(Television / Marquee Moon)
僕はこのアルバムのギターの音が大好きなんだ。まさに完璧だね。
1.ザ・ストゥージーズ / ファンハウス(The Stooges / Funhouse)
このアルバムは単純に過去最高のロックンロール・アルバムだと思うよ。収録曲の“LA Blues”は僕たちが純粋なノイズを作るのに、かなり大きな影響を与えてるんだ。
スチュアートが選んだ「モグワイに影響を与えた10枚」、いかがだったでしょうか?
なお、モグワイの2月2日恵比寿リキッドルーム公演は、チケット、CD、オリジナルTシャツがセットとなった日本独占のパッケージ商品『An Experience with MOGWAI - Hardcore Will Never Die, But You Will』として、HMVオンラインにて独占販売されましたが、こちらのパッケージは残りあとわずか。各プレイガイドによるチケットの一般発売は行われないため、希望者はお早めに!(→http://www.hmv.co.jp/news/article/1011240066)