マイケル・ジャクソンの主治医、「心肺蘇生術を知らなかった」と指摘される

マイケル・ジャクソンの主治医、「心肺蘇生術を知らなかった」と指摘される

マイケル・ジャクソンの死をめぐって過失致死を問われているマイケルの主治医コンラッド・マレー医師の予備審問で、マレー医師が心肺蘇生法のやり方を知らなかったことが明らかになった。

マレー医師の過失を問うこの裁判では現在、マレー医師を起訴するに足る証拠が揃っているかどうか判定するための予備審問が行われていて、マイケルが急死した状況についてさまざまなスタッフからの証言が法廷で述べられている。そのなかで、マイケルの警護責任者だったファヒーム・マハマッドはマイケルの容態が悪化した時、マレー医師がマイケルの身体の横にしゃがみこみ、「誰か心肺蘇生術ができる人はいないのか?」とパニック状態に陥りながら周囲に要求したと語ったとCNNが伝えている。

マハマッドは「マレー医師はもともとは心臓外科医だと聞いていたので、自分たちとしては大きな衝撃を受けました」と証言している。

被告弁護人エド・チャーノフがマハマッドの発言の真意を質していくと、マハマッドはさらに「マレー医師の聞き方がまるで心肺蘇生術を知らないと思わせるような頼み方だったということです」と証言した。

マハマッドは結局、マレー医師がマイケルに心肺蘇生術を施す現場は目撃できなかったとしているが、セキュリティーの別なスタッフのアルベルト・アルヴァレズはマレー医師が確かに蘇生術を施していたとも語っている。

ただ、アルヴァレズは「2度目に試してみたあと、マレー医師は口から息を吹き込みました。その時、マレー医師は『口からやるのはこれが初めてなんだけど、友達なんだからやらざるをえないよね』と言った」と当時の状況を振り返っている。

さらにアルヴァレズはマレー医師から救急隊を呼ぶ前にまずマイケルの寝室にある医薬品類をすべて回収するように指示されたと証言している。それからマレー医師は「いくつもの薬瓶をひとつかみにして、わたしにすべて袋詰めにしろと指示した」という。

予備審問のための証言や物証の確認などは来週までにかけて行われるとみられている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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