リアム・ギャラガー、レディオヘッドの新作について「マスかいてんじゃねー」と語る
2011.03.02 12:30
リアム・ギャラガーはレディオヘッドの新作『ザ・キング・オブ・リムス』について「クソみたいな木」について書いた作品としてThequietus.comとのインタビューでこき下ろしている。
先月、突如リリースされ、ウィットシアにある樹齢1000年を誇る木にちなんだ『ザ・キング・オブ・リムス』についてリアムはこう語っている。
「あのファッキン・レディオヘッドのレコードを聴いたけど『はあ?』って感じだったね」とリアムは語っている。「俺としては、俺たちのやってることについてはしっかりやってると俺は思いたいよ。でも、連中のやってるのはクソみたいな木についてだぜ? いい加減にしろってんだ! 樹齢1000年の樹だと? てめーでマスかいてんじゃねーよ」。
さらに樹齢1000年の木にインスピレーションを受けたことについては「せめて現代の木か、昨日植えたような木についてなんか書いてみろって感じだよな? そーじゃね?」と語っている。
ちなみにステレオガムは兄貴ノエルの過去のレディオヘッド評をここぞとばかりに引っ張り出している。数年の前のスピン誌でノエルはこう語っている。「俺が間違ってるかもしれないけど、レディオヘッドっていうのは『キッドA』以来、まったく同じレコードをえんえんと作ってる感じがするんだけどな。ライブを観るといつも圧倒されちゃうんだけどね、なんていうか、俺たちの作ってるものがすごくわかりやすいロックンロール・ミュージックである一方で、連中は常にわかりづらいエレクトロニック・レコードを作ってるって感じだよな」。
さらにステレオガムは、リアムによるレディオヘッドのファン評も探し出していて、ザ・タイムス紙に掲載されたその記事によれば、リアムはレディオヘッドのファンについてこう語っている。「俺もだいぶ棘が取れてきたと自分でも思うよ。けど、レディオヘッドとかコールドプレイみたいになったっていう意味とは全然違うぜ。連中のことは嫌いじゃないよ。だから、死にやがれとも思わないし。でも、連中のファンはことごとくつまんなそうな連中ばっかだし、見てくれも冴えないし、ことごとく楽しそうには思えないよな」。
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