ジャック・ホワイトがその音楽的功績を称えられ、ナッシュビル市初の「ミュージック・シティー・アンバサダー・アワード」(音楽都市大使賞)に輝き、4月16日に行われた授賞式でジャックはナッシュヴィルのカール・ディーン市長とナッシュヴィル音楽評議会から賞を贈呈された。

今回の受賞はそのミュージシャンとしての実績とジャック自ら経営するレコード・レーベル、サード・マン・レコードのおかげでナッシュヴィルが世界から注目されたことを評価してのもの。またジャックやサード・マン・レコードの活動が「ナッシュヴィル独特のクリエイティブな雰囲気や多様な音楽性への愛着」を広く世に伝えたことも評価された。

カール・ディーン市長も「ジャック・ホワイト氏の才能は、異なるジャンルや世代を結びつけてきました。音楽産業と地元の街を代表して、感謝の意を伝えられることを非常にうれしく思います」と受賞を祝福した。

ジャックは受賞後の喜びをこう語っている。「地元の音楽や企業、新しいアイディアを育んでくれるこの街に住んでいることを、毎日うれしく思っています。市長が音楽評議会のメンバーになっている街は、ここ以外にどこにもないはずです」。

ジャックがナッシュヴィルでサード・マン・レコードを立ち上げたのは2009年のことだ。レコード店としての店舗と制作事務所を完備したこのレーベルの敷地内には、レコーディング・スタジオ、リハーサル用のステージ、撮影スタジオと暗室まで揃っていることで知られている。