昨年の再結成ライブの後、本格的なツアーを実施し今年のサマーソニックへの出演も決定しているスウェードのブレット・アンダーソンがバンドの全キャリアを振り返る、スウェード20000字インタビューが6月1日(水)発売の「ロッキング・オン」7月号に掲載されている。
そのインタビューの中で、デビュー前のバンドを取り巻いていた状況についてブレットは次のように語っている。
「90~91年頃の僕らはレコード契約を取るのに必死で、デモを作ってバーナードと一緒に国中のレーベルを当たったけど断られ続けて、スウェードにとって最も不遇な時期でもあったんだ。それが1年後の92年には国中のレーベル全部がスウェードと契約するのにやっきになったっていう。一体何なんだ?と思ったよ。去年は僕らが同じ曲群のデモを持っていっても『興味なし』で門前払いしてたくせに。あれ以来僕らの中に芽生えかけていた音楽業界に対する不信感が決定的なものになったね」
なお、この7月号に掲載されているものは、バンドがセカンド・アルバムをリリースした時期までのインタビュー前編。後編は「ロッキング・オン」8月号に掲載される予定となっている。
スウェードは今年のサマーソニックへの出演が決定。
更にブレットは9月に約2年ぶりとなるソロ・アルバム『ブラック・レインボウズ』をリリースする予定となっている。