ピンク・フロイド、「『狂気』以降、一緒にやってた理由は恐怖と金欲しさ」

ピンク・フロイド、「『狂気』以降、一緒にやってた理由は恐怖と金欲しさ」 - 1979年作『ザ・ウォール』1979年作『ザ・ウォール』

先月号の『狂気』の特集に続き、11月1日(火)発売の『ロッキング・オン12月号』ではピンク・フロイドの代表作『ザ・ウォール』に迫るテキストを全14ページに亙って掲載。メンバー全員と関係者が、1979年にリリースしたアルバムの制作秘話を告白するロング・インタヴューを掲載している。

そのインタヴューの中で、中心人物ロジャー・ウォーターズは『狂気』完成後、バンドが変化していったことを次の様に語っている。


「『狂気』までは俺たちは肩を並べてやってきた。でもそのあとからもうやらなくなったんだ。最初の目的を達成してしまって、そのあと一緒にやってた理由は恐怖とカネほしさだけだよ」


さらに今回は、『ザ・ウォール』の真実を紐解くインタヴューの他に、ロジャー・ウォーターズが自らの半生を振り返るヒストリー・インタヴューを同時に収録。貴重なインタヴューの2本立てで、ピンク・フロイドというバンドの本質に迫る特集となっている。

11月9日にはピンク・フロイドの『炎~あなたがここにいてほしい』のデラックス・エディションがリリースとなる。これは既に発売されている『狂気』に続くデラックス・エディションの第2弾にあたり、デジタル・リマスタリングされたスタジオ・アルバムに加え、未発表音源集、更にはストーム・トーガソンがあらたにデザインした20Pのブックレットなどが収録された商品だ。
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