ボブ・マーリーやブラー、あるいはザ・ローリング・ストーンズらがレコーディングで使用したロンドンのスタジオが数百万ポンド(数億円相当)の工費をかけて全面的に施設をあらためるという。
スタジオはノッティンガムにあるサーム・スタジオで、これまでクィーンやレッド・ツェッペリン、ザ・クラッシュらもレコーディングを行ってきたが、「新しい世代を後押しするため」大々的な改築を遂行するという。ちなみにこのスタジオはもともとアイランド・レコードの創設者クリス・ブラックウェルが開設したもので、かつてはベイジング・ストリート・スタジオ、あるいはアイランド・スタジオとしても知られたところ。
現在のオーナーで、ザ・バグルスやイエスで活躍してきたトレヴァー・ホーンは、現在ある5つのスタジオを2つの新しいスタジオへと改築し、さらに建物の1部を住宅として再開発し、この家賃収入を工費にあてる計画だとか。
ボブ・マーリーはこのスタジオの階上にある部屋で1年間生活していたといい、さらにスタジオではストーンズが1973年の一時的にレコーディングを行ったことで知られている。また、クィーンはこのスタジオで77年に大ヒット・シングル“伝説のチャンピオン”をレコーディングしている。
その一方で、1984年にはU2のボノやジョージ・マイケル、スティングらが集ったバンド・エイドの“ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?”のレコーディングが行われたスタジオとしても知られている。そのほかにもテイク・ザット、アイアン・メイデン、デペッシュ・モードなどがここでレコーディングしたことで知られている。
トレヴァーの娘アリーは今回の改修プロジェクトについてこう語っている。「サーム・スタジオがデジタル時代に向けて生まれ変わって次の世代の後押しもできるようにと願っています。このスタジオでは常に最先端の音を生み出してきたし、それだけに時代に追いついていくことは重要なのです」。
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