U2のボノ、自分の声には腹が立つし、歌い方が女みたいだと語る

U2のボノ、自分の声には腹が立つし、歌い方が女みたいだと語る - 1991年作『アクトン・ベイビー』1991年作『アクトン・ベイビー』

先月1991年の『アクトン・ベイビー』のリマスタリング再発盤をリリースしたU2のボノは自分の声を聴くのが我慢ならず、「女の子」のように思えると語っている。

アメリカのテレビのトーク番組『ジ・エレン・デジェネレス・ショー』に出演したボノは自分のヴォーカル・パフォーマンスについて満足できたことがなく、なるべく自分では聴かないようにしていると語っている。

「確かに自分の声を聴かないようにするところはあるね」とボノは語っている。「ラジオでかかったりしたら、ヴォリュームを下げるとか。嫌いだからとか、どうでもいいからとか、そういう理由からじゃなくて、腹が立つんだよね。いつも、もっとしっかり歌えたのにって思えちゃうんだよ」。

さらにボノはこう続けている。「俺はどっちかっていうと、マッチョ的なアイルランド男なんだけど、特に80年代の一連の楽曲ではなんか女みたいな歌い方してるなって思うんだ」。

10月にボノは『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』を最後にバンドを解散しても満足だと語り、ロック・ヴェテランとしてやっていくことに意味があるのかと問いかけ続けることでバンドのほかのメンバーからもうざがられていると明らかにしている。その一方で、グラストンベリー・フェスティヴァルでの不本意なパフォーマンスについては履くべき「靴を間違えた」とも語っている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on