レディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルのオーガナイザーであるフェスティヴァル・リパブリックのメルヴィン・ベンは将来的にいつかザ・ストーン・ローゼズをヘッドライナーに招聘するだろうと語っている。
ザ・ストーン・ローゼズはセカンド・アルバム『ザ・セカンド・カミング』を1994年にリリースするとオリジナル・ドラマーのレニが95年3月にバンドを脱退、96年にはギターのジョン・スクワイアが脱退。残されたイアン・ブラウンとマニらはアジズ・イブラヒームをギターに迎え、1996年8月のレディング・フェスティヴァルに臨んだが、これが大きな不評を呼び、バンドはそのまま2ヶ月後の解散へと追い込まれることになった。
そんな舞台となったレディングにストーン・ローゼズが戻る可能性についてベンは来年はありえないだろうとNMEに語ったが、将来的な可能性については次のように語っている。
「ザ・ストーン・ローゼズはここUKではある世代の人たちにとって最も影響力のあるバンドなんだよね。UKではニルヴァーナと同じように重要なバンドだから、もちろん、ぼくたちとしてはストーン・ローゼズにはいつかまた来てもらいたいと考えるよ」
「(来年の出演については)バンドも、ぼくたちもまず考えなかったことだけど、当然将来的にはローゼズに戻ってもらうことを考えるはずだよ」
ローゼズについては現時点では来年マンチェスターのヒートン・パークで開催される復活ライヴの後、世界ツアーに乗り出すことが明らかにされているが、イギリスではT・イン・ザ・パーク・フェスティヴァルにヘッドライナー出演することが発表されていて、そのほかにもV・フェスティヴァルにヘッドライナー出演するのではないかと囁かれている。
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