「『あんなメガネの弱々しい奴らが』みたいなことを言われてた奴らが『今や王道』、みたいになっちゃってるもんね。不思議だよね」(後藤正文/Vo・G)
初のベスト・アルバム『BEST HIT AKG』を1月18日にリリースするASIAN KUNG-FU GENERATION。これを機にメンバー全員が12月29日発売の「ROCKIN’ON JAPAN2月号」の表紙巻頭に登場。2002年にリリースしたミニアルバム『崩壊アンプリファー』とメジャーデビューから、ニューシングル『マーチングバンド』をリリースした現在までを振り返る。
「ファーストアルバムで人々をびっくりさせるんだっていう気持ちは、当時もあった、確実に」
初のフルアルバム『崩壊アンプリファー』をリリースした2003年当時について、後藤正文はこのように語る。
デビュー当時から変わらぬバンドのアティテュードから、2ndアルバム『ソルファ』の大ヒット、その後のバンドの苦悩、メンバー間の関係性の変化、そしてこれからについてなど、約10年間にわたるASIAN KUNG-FU GENERATIONの知られざるバンド・ヒストリーが満載だ。後藤はさらに以下のように語る。
「“君という花”とか“ループ&ループ”とかは、再生産できない何かがあるよね。
どういうとこから出てくるのか、いまだにわからない」
「売れる、売れないは別として、時代を超える1曲を書きたいみたいな気持ちで、“新世紀のラブソング”とかに取り組んだ」
また記事には撮りおろし写真も多数掲載。充実の全26ページにわたる大特集だ。