ノエル・ギャラガーが問題児としても話題のサッカー・マンチェスター・シティFCのイタリア人ストライカー、マリオ・バロテッリとBBCのために行ったインタヴューがネットで公開されている。
インタヴューはBBCテレビのサッカー解説番組『フットボール・フォーカス』用に行われたもので、もともとノエルはライヴでも曲をバロテッリに捧げるほどのファンとしても知られている。インタヴューではそのノエルがバロテッリに、カジノで儲けた1000ポンド(約13万3千円)もの賞金を気前よく浮浪者に渡したというエピソードや、学校でいじめに遭ったと思しき少年を学校に送り返したなどといった逸話が本当にあったことなのかどうか訊いている。
またノエルはNMEにも自身が今年受賞した神的天才賞をバロテッリに贈るべきだと語っていて、そのわけを「バロテッリが受賞するべきだということにはまったく疑問を挟む余地がないよ。バロテッリはコズミック・ソウル・ブラザー・ナンバーワンなんだから」と説明している。
「確かにバロテッリはフットボール選手かもしれないけど、楽器をやらせてたらすごいことになってたと思うよ。バロテッリは人間の本能っていうものをまた信じさせてくれるんだ! マンチェスター・シティでやってくれてることを誇りに思うよ」
バロテッリはもともとイタリアのガーナ系移民の生まれだが、里子に出されてマリオ・バロテッリとして育ち、2005年に15歳でプロ・デビュー。06年にインテル入りし頭角を現すが、テレビ番組にACミランのジャージを着て出演するなど、さまざまな問題行動が物議を呼んだ。10年からはバロテッリの才能をもともと見出したロベルト・マンチーニ監督率いるマンチェスター・シティへ移籍した。
ノエルのバロテッリ・インタヴューはこちらから→
http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/17325398
ノエルのバロテッリ・インタヴューについて伝えるマンチェスター・シティFCのオフィシャル・ヴィデオはこちら(3分25秒あたりから)
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