今年のレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルにヘッドライナー出演するザ・キュアーのロバート・スミスは、今回の出演についてまるで自分のキャリアがひとめぐりしたように感じると語っている。
ザ・キュアーは2008年の『4:13 ドリーム』をリリースして以来、レコード契約も切れたままになっていて、ロバートは今のところ新しい楽曲をレコーディングする予定は立っていないと明らかにしている。また、『4:13 ドリーム』についてはリリース当時、自分の周りにいた「アホ連中に説得されてしまった」が、2枚組アルバムとして再発したいと語っている。
またロバートは今年のレディング・アンド・リーズ・フェスへの出演がアルバム・デビューした1979年以来のことであることについてNMEに対して次のように語っている。「まるでひとめぐりしたような感さえあって、またレディング・フェスティヴァルに出演するところにまで戻ったような感じがするね。出演するのだってぼくが楽しいことをやりたいからやるだけだっていう意味でね」。
「ぼくにはもう自分たちのキャリアの行方など見えないんだよ。どうなるものかさっぱりわからないんだ。前作をリリースして契約が切れて以来、誰とも契約してないんだ。ぼく自身だってソングライターとしてもどことも契約してないしね。まあ、正直な話、この先なにかやるんだったら、よっぽど内容のいいもんじゃなきゃ無理っていうことだよ」
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