昨年の2月に解散を発表したザ・ホワイト・ストライプスだが、2000年と03年にニュージーランドで行われたライヴ映像がジャック・ホワイトのサード・マン・レコードからリリースされることが明らかになった。
ライヴ映像は『Under New Zealand Lights』といって、2000年11月に行われたオークランドのキングス・アームでのライヴと03年10月にフリーマンズ・ベイ小学校で行われた「スウィートでイノセントな」ライヴを収録したものになっている。ただ、このDVDはサード・マン・レコードのヴォルト頒布会の会員向けリリースで、一般リリースの予定については明らかになっていない。
また、このDVDには7インチのアナログ・シングル盤が付録としてついてきて、A面には"Open Your Eyes"、B面には"You Make a Fool Out of Me"を収録しているが、どちらもラカンターズの『コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー』のセッションのアウトテイクだとのこと。B面曲はその後、ブレンダン・ベンソンがレコーディングし直して2009年の『マイ・オールド、ファミリア・フレンド』の"ユー・メイク・ア・フール・アウト・オブ・ミー"となっていて、さらにA面曲もタイトルを変えて4月24日にリリースされるブレンダンの新作『What Kind of World』に"Here in the Deadlights"として収録されている。ジャックは"Open Your Eyes"について「なんでアルバムに収録されなかったのかわからない」と語っているとか。
なお、今回の頒布リリースでは実はザ・ホワイト・ストライプスのDVDの方が付録で、本リリースはジャック・ホワイトの前妻でモデルとしても有名なカレン・エルソンのアナログ・ライヴ盤になる。カレンは2010年にソロ『ザ・ゴースト・フー・ウォークス』をリリースしていて、ライヴはこのアルバムのリリース時にサード・マン・レコードで行われたものだという。
2000年にニュージーランドのテレビに出演したザ・ホワイト・ストライプスの動画はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dwFCZsBnbDc